「声」

　あのね

　今日あなたの声に

　そっくりな人とすれ違ったよ

　
　思わず振り向いた

　あなたじゃなくてガッカリ


　そんなはずないのにね

　おかしいね



　その後

　あなたに逢いたくなったよ

　とてもとても逢いたくなったよ

　たくさんたくさん泣いたよ



　rinの声覚えてる？

　顔を覚えてる？

　唇の感触を覚えてる？

　肌の温かさ覚えてる？



　忘れそうだよ

　大好きな声聞きたいよ

　遠くて遠くて

　寂しいよ



　もう強がりはやめたんだ

　素直に話すと決めたんだ


　逢いたいよ　あなたに

　抱きしめてほしいよ

　息ができなくなるくらい

　愛してほしいよ



　もう時間が無いよ

　一緒にいられる時間は

　どんどん過ぎていく


　できるだけ長い間

　あなたと繋がっていたい


　この気持ち

　どうか届いて